メール送信時のエラーメッセージについて
メールを送信した時に、下記のような文章のメールが届く時があります。
件名 | Undelivered Mail Returned to Sender |
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差出人 | Mail Delivery System <MAILER-DAEMON@***.***.ne.jp> This is the Postfix program at host ***.***.ne.jp.
I’m sorry to have to inform you that your message could not be delivered to one or more recipients. It’s attached below. For further assistance, please send mail to <postmaster> If you do so, please include this problem report. You can delete your own text from the attached returned message. The Postfix program <user1@***.***.ne.jp>: host ***.***.ne.jp[210.2**.***.***] said: 550 5.1.1 <user1@***.***.ne.jp>: Recipient address rejected: User unknown in local recipient table (in reply to RCPT TO command) |
これは送信したメールを相手に届けることができなかったため、その理由をメールサーバーが連絡してきたものです。
「The Postfix program」から下の部分(太字部分)がその理由です。
以下に、表示されるエラー内容別に原因・対策をご案内しますので、警告メール中に表示されるエラーメッセージをご確認いただき、対応方法をご確認ください。
これらのメッセージは送信先のプロバイダにより異なる場合があります。 「MAILER-DAEMON@..ne.jp」から届いたメールはエラーの内容を含んでおりますので、一度内容をご確認いただき、該当のプロバイダにご確認、ご連絡くださいますようお願いいたします。
エラー内容と原因
エラー内容
<user1@***.***.ne.jp>: host ***.***.ne.jp[210.2**.***.***] said: 550 5.1.1 <user1@***.***.ne.jp>: Recipient address rejected: User unknown in local recipient table (in reply to RCPT TO command)
原因
この例では、接続先メールサーバ「..ne.jp」の名前解決ができなかった事を示しています。
送信先メールアドレスの@より右のドメイン部分を間違えている可能性があります。
エラー内容
<user1@***.***.ne.jp>: [***.***.ne.jp]: Name or service not known
原因
この例では、接続先メールサーバに接続を試みましたが、相手サーバがダウンしているなどの理由から接続できずにタイムアウトした事を示しています。
エラー内容
<user1@***.***.ne.jp>: message size 3012612 exceeds size limit 1024000 of server ***.***.ne.jp[210.2**.***.***]
原因
この例では、接続先メールサーバで1通で送ることができるメッセージサイズを超えてしまい、接続先メールサーバで受信を拒否されています。
添付ファイルや本文を小さくして再送する必要があります。
エラー内容
<user1@***.***.ne.jp>: connect to ***.***.ne.jp[210.2**.***.***]:Connection timed out
原因
この例では、接続先メールサーバに接続を試みましたが、相手サーバがダウンしているなどの理由から接続できずにタイムアウトした事を示しています。
付ファイルや本文を小さくして再送する必要があります。
エラー内容
<user1@***.***.ne.jp>: user is over quota
原因
この例では、相手の方のメールボックスの容量が設定容量を超えてしまい、新しいメールを受け取れない状態です。
メールの再送はせずに、送信相手にご確認ください。